「簿記3級は10日間で学習できる」という話を聞いたことがある人は多いと思います。
実際に簿記3級は10日間で受かるのかどうかAIによる理論上のスケジュールを参考に徹底解説していきます!!
最短10日間で受かる、理論上最強の勉強方法です。
※ただし個人の学習スピードや習熟度によって異なるため、あくまで一例として参考にしてください。
まず簿記3級とは
日本商工会議所が主催している、経理に関する基礎知識を問う資格です。
試験時間:60分
受験科目:商業簿記
受験日時
統一試験:2月、6月、11月
ネット試験:会場ごとに異なるがほぼ毎日
受験料:2850(税込)
※手数料がかかる場合があります。
おすすめはネット試験です。10日間で勉強して、試験を受けたその日には合格証明書をもらえます。
簿記3級を10日間で受かるためのスケジュール
・範囲の確認と理解
・練習問題の解き方の確認
・借方と貸方の基本
・仕訳帳と総勘定元帳の基本
・補助元帳の基本
・決算整理と財務諸表の基本①
・決算整理と財務諸表の基本②
・過去問題の解説の確認
・模擬試験の受験
・模擬試験の解説の確認
苦手な分野の復習と確認
上のようなステップで学習を進めていく事になります。早く進めていく事よりも、着実に理解する事に重きを置いて学習を進めていきましょう!
【1日目】簿記3級の概要と範囲の確認
1日目は「簿記3級の概要と範囲の確認」を行いましょう。
教材の目次や問題集を確認し、範囲を把握する
まずは参考書を用意しましょう。
こちらの記事で詳しい解説をしていますが、わかりやすいように下にも同じ商品のリンクを貼っておきます。
これらを用意したらまずは目次を見てください。
参考書ごとに目次の順番は異なりますが
仕訳の解説→元帳の解説→財務諸表の解説
というのが基本となっているでしょう。
目次を見ながら「1日でやることを決める」ということを行いましょう。
最初のステップで書かれている内容を参考に参考書の内容を分割していってください。
教材の前半部分を読んで、基礎知識を理解する
1日目は教材の前半部分を読みましょう。
前半部分とは何ともあいまいですが初日です。出来るところまで読みましょう。
2日目以降でちょっとの内容ごとに進めていく事になるのでザックリでもかまいません。
簿記の仕訳とはどのようなものなのか
まずはここまで頑張りましょう。
【2日目】借方と貸方の基本
それでは2日目です。前日の復習もしながら進めていきましょう。
教材の借方と貸方に関する部分を読んで、基本を理解する
目次を読んだ方はお気づきかもしれませんが、簿記3級は借方と貸方について、
つまり「仕訳」についての部分が大半を占めています。
実際の過去問題集などを解いていただけるとわかるのですが
簿記3級の試験は仕訳の問題が約5割を占めています。
1日目、2日目で大体の仕訳が出来るようになりましょう。
分からない用語があったりするときはchatGPTで調べてみるのもおすすめです。
簿記3級の練習問題を解いて、借方と貸方の記入方法を確認する
付属している練習問題、もしくは別で用意した練習問題で実際に解いていきましょう。
これを目標にしていきましょう。
実はこの後やっていく事になる「財務諸表」という部分は「仕訳」が出来ないと出来ません。
逆にここさえできていれば完璧に解くことが出来ます。
【3日目、4日目】仕訳帳、総勘定元帳、補助元帳の基本
3日目、4日目はやる内容が似ているのでまとめて解説していきます。
教材の仕訳帳と総勘定元帳、補助元帳に関する部分を読んで、基本を理解する
ここは実は簿記2級以降ではあまり出題されない分野ですが、簿記3級では非常に重要です。
過去問などでは20点ほどの配点になっているので丁寧に勉強しましょう。
ここでも「仕訳」に関する知識が基本となります。ここらへんで完璧にマスターしていきましょう。
簿記3級の練習問題を解いて、仕訳帳と総勘定元帳、補助元帳の使い方を確認する
ここは今までの流れと変わりません。
ここは守りましょう。
【5日目、6日目】決算整理と財務諸表の基本
簿記の勉強で最もつまずき時間をかけたいところです。頑張りましょう。
教材の決算整理と財務諸表に関する部分を読んで、基本を理解する
まずは見てみてください。ザックリでもかまいません。
まずは何を目指しているものなのかというのに着目して学習しましょう。
10日でできなくなる可能性があるのはこのあたりの学習からでしょう。
・財務諸表とは
・決算整理仕訳には何があるのか
・記入、計算の方法は
主に学んでほしいのはこの3つです。
参考書を参考にわからなくなったらガンガン調べまくってください。
簿記3級の練習問題を解いて、決算整理と財務諸表の作成方法を確認する
簿記3級の練習問題を解いて、決算整理と財務諸表の作成方法を確認しましょう。
先に言いますが非常に時間がかかります。
根気がいる作業ですがここで簿記3級に受かるかどうかが決まります。
【7日目】過去問題の解説の確認
ここまで来たら過去問に挑みましょう。
簿記3級の過去問題を解いて、解答を確認する
過去問題を解いてみましょう。
こちらががおすすめです。
過去問題ではなく予想問題ですが限りなく本物に近いものを受けることが出来ます。
解説を読んで、理解を深める
解いたらしっかりと解説を読みましょう。
解説を読み、何が分からないのかというのを完全に判明させておきましょう。
そして、解決させておきましょう。
どこで何点取るかも考えておくとなおいいですね。
【8日目、9日目】模擬試験の受験、解説の確認
過去問題や練習問題を元に、模擬試験を受験する
過去問題や練習問題を元に、模擬試験を受験しましょう。
この時「受験時間や試験形式に慣れるために、実際の試験と同じ条件で受験する」
というのが非常におすすめです。
先ほど紹介した
こちらではネット試験模擬試験プログラムが5回分ついているので、ほとんどのパターンを網羅することが出来ます。
受験した模擬試験の解答を確認する
そして今までの流れと同様解答を確認していきます。
間違えた問題の解説を読んで、理解を深めていきましょう。
苦手だなと思う部分にはマークをしていくと直前に確認しやすくなります。
【10日目】苦手な分野の復習と確認
試験前日です。
「苦手な分野の復習と確認」をしていきましょう。
・過去問題や練習問題から、苦手な分野を洗い出す
・教材の該当部分を復習して、理解を深める
・確認テストや模擬試験などを使って、不安な分野を克服する
この3つを軸に頑張りましょう。
合格を確実にする
以上が、簿記3級を10日間で合格するためのスケジュールです。ただし、個人の学習スピードや習熟度によって異なるため、あくまで一例として参考にしてください。また、模擬試験や練習問題は、解答だけでなく解説も読んで、理解を深めることが大切です。
ここまで読んで10日間じゃなくてもいいから一発で受かりたい!という人はスクールに通うことをお勧めします。
スクールは何といっても手厚いサポートが多く合格を確実にできます。
資料請求だけなら無料で出来るので、考えてみるのはいかがでしょうか?
初月無料で経理の仕事に役立つ150以上の動画が学べるサイト【Accountant’s library】
こちらは初月無料で簿記3級について学べるサイトになっています。
分からないところだけ見るというのに非常におすすめなので初月無料だけでも試してみてください。
さらに【簿記初心者】日商簿記3級を独学で! 10日間で合格!? 簿記3級の難易度、勉強時間解説という記事の中で一般的な簿記についての話はまとめているので参考程度に見てみてください。